皆さん多頭飼いをしてみたいと考えたことはありますか?1匹を飼い始め慣れ始めるともう1匹飼いたいと思う方は少なくないかと思います。その一方で多頭飼いは、フェレット同士の相性は飼ってみないとわからないことやお迎え症候群などがあり難しそうに感じますよね。
私たちは1匹目を迎えて約半年経った時に多頭飼いを検討し始め結果的に多頭飼いをしましたが不安でいっぱいでした。結果的に2匹ともお迎え症候群にならずに済んだのでこの経験が別の方の役に立てればと思います。
今回は2匹に仲良くなってもらうために行ったことや先住フェレットがお迎え症候群にならないようにした対策を紹介します。
お迎え症候群にならないためにどうしたらいいの?飼ってからどうやってお互いに慣れさせるの?などの疑問を解決したいと思います。
今回は2匹飼うことでのコスト的な変化については深く紹介しないのですが興味ある方はこちらの記事を読んでみてください。
そもそもお迎え症候群って何?
まず、さらっとお迎え症候群について紹介します。もう知ってるよって方は読み飛ばしてください。
多頭飼い検討中の方は特によく耳にするであろうお迎え症候群。これは、住む環境などが大きく変わったストレスで下痢したり体調を崩してしまうことです。これは新しいフェレット、先住フェレット両方に起こる可能性があるので2匹合わせて十分に対策する必要があります。
先住フェレットが飼い主と新しいフェレットが遊んでるのみて嫉妬し下痢したり体調を崩すそうで、酷い場合だとなくなってしまうことがあるとショップの店員さんに聞きました。怖いですね。
実際にやったお迎え症候群対策
新しい子をお迎えしてからやったお迎え症候群対策を紹介します。私たちは多頭飼いをはじめてこの方法でなんとか2匹ともお迎え症候群にならずに済んだので試す価値はアリかと思います。
最初の1週間のみ: フェレット同士、お互いに見えないようにする
まず、新しい子をお迎えしてから1週間はケージ越しですらお互いが見えないようにしました。理由はまず匂いだけで変化を感じてもらい徐々に慣れさせたかったからです。また、いろいろ調べていてこの方法が紹介されていたので我が家では1週間会わせないことにしました。
方法は、部屋を分けることを検討しましたが同じ部屋で新しいフェレットのケージをデスクの上におき、先住フェレットのケージからは見えないようにしました。
放牧はもちろん別々です。放牧時は先住のフェレットは二部屋を自由に行き来させ、新しいフェレットが外に出る時は先住のフェレットのケージがない部屋で一緒に遊び、お互いが一切見えないようにしました。
先住のフェレットに飼い主と新しいフェレットが遊んでるところ見せると嫉妬したり、それがストレスになるのは絶対避けたかったので別の部屋で遊んでいました。
1ヶ月を通して:先住フェレットへの配慮
上で新しいフェレットと遊んでるところを先住フェレットに見せないようにしたと書きましたが、それに合わせて新しいフェレットのケージ内のお掃除やフードの追加などのお世話している姿も見せないようにしました。
フェレットがどんなことに対して嫉妬したりストレスになるかはわからなかったのでストレスになり得ることは徹底的に排除しました。
その甲斐あってかお腹を壊したりぐったりしたり、食欲不振になったり体調を崩すことは一切なかったです。多頭飼いを初めて2匹とも体調崩さずに済んでとてもほっとしました。
まとめ
これが新しいフェレットをお迎えしてから行ったお迎え症候群対策です。お互いが見えないようし以前となるべく同じ環境にすることで先住フェレットのストレスと軽減させることに努めました。
お互いの存在に慣れてもらうためにやったこと
ケージを隣同士にしてみる
1週間経った時に遂にお互いの存在を目でわかるようにケージを隣同士に置くことにしました。お互いを見たら少しはテンション上げてケージ内を歩き回るかと思いきや特にお互い反応なく拍子抜けしました。。。
まあ、シーシー言って威嚇し合わなかったのでよかったです。ちなみにもし暴れたら大きいブランケットを2つのケージにかけて見えないようにしようと思っていのですが必要なかったです。
ケージ越しに近い距離で会わせる
2週間経った時に相手のケージの前でもう1匹を抱っこし至近距離で会わせて見ました。これを残りの2週間毎日おこなした。
この時注意したいのが、お互い触れないこと。ワクチンが済んでる済んでないで変わりますが我が家の子はまだ最後のワクチンが済んでいなかったので病気がお互いに感染するのを防ぐため触れさせないようにしました。
ワクチンが済んでいない場合は唾液ごしなどで病気が感染することを防ぐために触れ合わせないようにした方が良いです。
フェレット同士、匂いに慣れてもらう
会わせないけど相手の匂いだけには慣れて欲しかったので3日おきにお互いが使うブランケットを交換しました。フェレットって嗅覚がすごい良いですからね、相手のフェレットのブランケットをケージに入れたら興味津々でずっと匂いを嗅いでました。これを1ヶ月通して行いました。
これがどれくらい効果があったかは分かりませんが、フェレットは匂いで相手を判断するそうなので匂いはとても大事なポイントだと思います。仲良くない時は二人ともシャワーしてお互いの匂いを消すことがおすすめされてるのを見てなんとなくこの方法に納得しました。
遊ばせるのは3回目のワクチンが済んでから
ワクチンは3回全て済んだ状態でないと2匹のフェレットを遊ばせることはできません。多頭飼いを始めると2匹を早く遊ばせたいという気持ちが強くなりますが、感染症にかかってしまう可能性があるので遊ばせたい気持ちをグッと抑えましょう。
我が家で迎えたフェレットは2回ワクチンが残っていたので1ヶ月ちょい実際に遊ばせるまでかかりました。
仲良くなってもらうためにやったこと
ワクチンも済み新しいフェレットが家に慣れた頃、遂に2匹を遊ばせます。緊張の瞬間です。特にフェレットは遊び方が首裏を噛んだりと激しいので見ていて怖い時があります。ですがこれも多頭飼いするのであれば乗り越えないといけない壁です。
最初いざ会わせた時はお互い警戒しシーシーと威嚇し合い、どうやって仲良くなってもらうか工夫しましたのでそれを紹介します。
ただ放置し2匹のバトルを見守る
まずは2匹を接触させお互いでコミュニケーションをとってもらいます。結果バトルが始まるのですが基本止めません。むしろ止めてはいけないのです。(この写真が実際のバトルの様子です)
ただ止めなきゃいけないタイミングがあり、それは
- 首裏以外を噛み始める
- バトル中どちらかがウンチやおしっこをしてしまう
- 尻尾が膨らむ
- 出血したり怪我をする
これらが起きない場合は基本じっと見守り2匹に任せます。こうやってお互いになれ認め合うそうです。むやみに止めると逆効果になり得るので少し怖いですが見守りましょう。
バイトを使って仲良し作戦
バトルが終わって普通に遊んでいるのを見て一安心した束の間、お互いでシーシー言い威嚇し始めました。
そこで、ある作戦に出ました。それが二人の首裏にバイトを塗る作戦。
これはフェレット同士でよりスキンシップをとってもらうための作戦で、バイトが相手の首にあると舐め合いクックと鳴きながら楽しそうにしていました。
ご飯を一緒に食べさせる(水を飲ませる)
一つのボウルに餌や水を入れ2匹で仲良くシェアしてもらいました。二人で一つのものを奪い合わず共有することで距離が縮まり信頼関係が築けるそうです。
また多頭飼いをはじめ2匹が仲良くなると一つのケージで飼育することになるので二人でケージ内でいろんなものを共有する必要があります。その第一歩としても効果がアリそうです。
まとめ
以上が私が実際行った、多頭飼いを決断し、新しいフェレットをお迎えしてから二人に仲良くなってもらうために行ったこと、お迎え症候群対策です。意外とシンプルな物が多いと思います。多頭飼いをする上で避けては通れないことですので役立てていただきたいです。
2匹仲良く遊んでる姿はまた別の可愛さで飼い主にとってはたまらない光景なので飼い主としては2匹仲良くなってもらいたいですよね。多頭飼い前はいろいろな不安や疑問があるかと思いますが、この記事で少しでも解決できたら幸いです。
Freddie
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