今回はフェレットを飼っている我が家で、彼らが怪我や誤飲をして大惨事にならないよう行っている対策についてお話します。
ホールデンフェレットとマウンテンビューフェレットのオスを2匹飼っています。
フェレットを飼い始めて8ヶ月ほど経ったのですが、今まで予想を超えたフェレットの行動に冷や汗をかくこともありました。
フェレットは好奇心がとても旺盛で人間の想像力を超えた行動を容易にとります。ちょっとしたことが大惨事に繋がり、フェレットが大怪我をしてしまったり最悪死んでしまうケースもあるので十分注意して飼わなければいけません。
またここ最近脱走してしまい迷子になるフェレットをよくTwitterなどで見かけたりするのですが家から脱走させないように注意も必要です。
今回はそんな事故や脱走を防ぐために我が家で行っている対策、安全に飼うためには絶対に知っておきたいことを実際の経験を踏まえ紹介します。
フェレットを安全に飼うための10個のポイント
- 挟まりそうな隙間を塞ぐ
- 高いところに登れないようにする
- 床に小さい物や口に入れてはいけない物を落とさない
- 絨毯やカーペットの上は慎重に歩く
- 網戸は厳禁! 放牧中は完全に窓を閉める
- コンセントをカバーする
- 倒れそうな物を置かない
- [赤ちゃんフェレット]ケージ内から誤飲の危険を取り除く
- [ノミ・ダニ対策]毎日掃除機をかけよう
- 室温と湿度管理をしよう
これらを順番に紹介していきます。
挟まりそうな隙間を塞ぐ
とても重要なことです。
こちらはフェレットをお迎えして初めて放牧するとき前に必ずやっておきたいことですね。
フェレットは、とても柔軟な生き物であるため「え、その隙間通れちゃうの」ってところをどんどん通ってきます。また、狭いところが大好きであるが故に気になった隙間は果敢に通ろうとします。
危険なのは挟まること。通り抜けられるならまだしも、タンスや棚の後ろに挟まってしまった、その結果どこ探しても見つからず長時間挟まったままにしてしまい死んでしまったって話が紹介されている記事を見ました。
一歩間違えたら大怪我、死につながってしまうのでタンスや棚、冷蔵庫の後ろやその下には通れないように塞いでおくことをオススメします。
100円ショップなどに売られているプラスチックの板などで十分塞ぐことができますのですぐに対策可能です。
高いところに登れないようにする
これもすごい重要かつ大事故を防ぐための大きなポイントです。
フェレットは好奇心旺盛でどんなところでも登ろうとします。その一方で降りるのは超苦手。
高いところから飛び降りたり落ちたりすると骨折や捻挫、打撲などの怪我をする恐れが大いにあります。フェレットの落下事故って結構多いそうです。
そのため高いところにいけないようケージの隣に、ケージから飛び乗る恐れのあるデスクやテーブルを置かないなど対策が必要です。
飛び移らせないことが大事。フェレットは一個高いところへ行くと、近くの別の物を見つけ飛び乗り、それを繰り返しどんどん上を目指します。なので、お迎えした際は一度家中見渡してフェレットが行ける高いところはないか、飛び乗ったら危険な棚などはないか確認することをオススメします。
床に小さい物や口に入れてはいけない物を落とさない
これは放牧のたびに絶対確認したいところですね。
フェレットに関する多い事故に誤飲があります。これは床に落ちていた小さいゴム片やビニールなどが原因で起こります。それらを口に入れ飲み込んでしまうと窒息やお腹の中をそれらが塞いでしまい身体に異常をきたし死に直結するほど危険です。
またそれだけでなく、フェレットが食べてはいけないアーモンドなどのナッツ類、チョコレート、ネギ類などを誤って口にすると下痢や痙攣、嘔吐などの発作を起こし最悪しに至るケースもあります。
小さい物以外にも注意が必要。小さくない物でもフェレットが噛みちぎれてしまう物にも注意が必要です。
例えばリモコン。リモコン自体は大きくて飲み込めませんが、ボタンを噛みちぎればゴムの部分って飲み込めますよね。これも大きな事故に繋がる原因になります。
これを踏まえてフェレットを放牧させる場所に誤飲を防ぐために食べてしまう恐れがある物がないか確認することをオススメします。
絨毯やカーペットの上は慎重に歩く
これって気を付けないと起こる可能性大です。
フェレットはブランケットやタオル、カーペットの下などにもぐるの大好き。我が家のフェレットたちもいつも潜って遊んでます。
そのため無闇にカーペットの上を歩くと誤って踏みつけてしまい事故につながることは容易に想像できます。
フェレット放牧中は常に自分の足元に注意を払って歩く必要があります。
フェレットはなつくと特にですが人の足の近くに飛び出したりまとわりついたりしてきます。誤って蹴ってしまうこともあり得るので歩くときは慎重に。常にフェレットがどこにいるのか把握して行動しましょう。
網戸は厳禁! 放牧中は完全に窓を閉める
最近Twitterを始めたせいか、迷子フェレットや脱走フェレットの話をよく耳にします。
一度逃げたら見つけるのはもちろん大変ですし、飼っているフェレットは野生で生きていける動物ではないので絶対に防ぎたいことです。
迷子や脱走の原因に散歩中にリードから逃げられたもあると思うのですが、調べていて出てきた原因の一つが窓が閉まってなかった。
放牧中に洗濯物干すため、お庭に出たり入ったりしている時に空いている窓から脱走してしまうケースがあるそうです。また玄関の出入りの時に脱走されるケースも。
放牧中は完全に外に出れない状況を作りましょう
これは必須ではないかと私は思います。開けてもすぐ閉めるから大丈夫と思うより開けない、フェレットが開けられないようにしておくことの方が脱走して迷子になる可能性低くできますし、なんならゼロにだってできますよね。
私自身にも言い聞かせるためにいいますが、フェレットの命を預かったからには一生大事にするのが務めです。外では生きていけない彼らは外での迷子 = ほぼ死だということを深く理解する必要があると思います。
いなくなって飼い主はもちろん悲しいでしょうが、そんなことよりフェレットがかわいそうです。
みんなで幸せにフェレットを育てていきたいです。
コンセントをカバーする
これの対策超簡単です。
100均やアマゾンで売っているコンセントカバーを使って放牧する部屋のコンセントすべてガードするだけ。
フェレットは爪を使ってホジホジするの大好き。コンセントあの小さい穴気になってひっかくことも十分考えられます。
感電の危険があるので事故を防ぐために絶対にコンセントはカバーしておくことをオススメします。
倒れそうな物を置かない
これも大事ですね。
フェレットは体が小さいので大きな物が倒れてくればペシャンコになってしまいます。大怪我や死に直結する事故の原因になることは一目瞭然ですね。
立てかけの掃除機や積み上げらた箱や本などフェレットが興味を持って遊んでたら倒れそうな物はすべて排除することをオススメします。
また、椅子にタオルや洋服、カバンを掛けておくとそれをフェレットが引っ張って椅子ごと倒れてしまうことも十分考えられるので、この観点からも倒れそうな物がないか確認することをオススメします。
[赤ちゃんフェレット]ケージ内から誤飲の危険を取り除く
これは実体験から注意すべきと感じた点です。
2匹目のフェレットを飼い始めた時、使っていたハンモックの生地が薄めの物だったこともあり噛んで破かれ、生地を食べられてしまいました。
幸い大事には至らず獣医さんの診療と薬の結果ウンチで飲み込んだ生地はすべて排泄できました。
これは運が悪ければお腹内をブロックし、食欲不振、便秘などを引き起こしウンチが出ない場合は手術で取り除くしかないそうです。恐ろしいですね。
1匹目が大丈夫だったからと過信した結果フェレットを危険に晒してしまいました。
この反省から、赤ちゃんフェレットは特にですがケージ内に誤飲の可能性のあるロープのおもちゃやゴム製のおもちゃ、薄い生地のハンモックなどをおくことを辞めました。また、飲み込んで数日は夜寝ている間何回かハンモック食べてないかを確認し常に気を配るようにしました。
フェレットの飼い始めはその子の行動を理解していないため必要以上に注意を配り誤飲の事故を起こしそうな要因を徹底的に洗い出すことをオススメします。
[ノミ・ダニ対策]掃除機をかけよう
これは他のと少し違い事故ではないのですが、安全に飼うために必要と思ったので紹介します。
また、フェレット飼ってなくてもやってるよって方も多い方思いますが一応書きます。
我が家ではフェレット飼う前は毎日掃除機かけていませんでした。
ですが、フェレットにノミやダニが付着してしまうと貧血状態になってしまったり、アレルギー反応を起こしてしまったりすることを知り掃除機を毎日かけるようになりました。
また、フェレットが使っている物は全てアニピカクリーンを使って毎日2回以上は除菌を行うようにしておりできるだけの対策を行っています。
室温と湿度管理をしよう
これも怪我や事故とは少しずれますがフェレットを健康に安全に飼うためには必須なので紹介します。
フェレットが快適に過ごせる温度は15℃~25℃くらい、湿度は40%〜65%と言われています。
我が家では常に21~23℃、湿度は45%くらいで保つようにしています。夏場はエアコンを一日中つけることが必須で室内の温度が上昇すると脱水症状になってしまいます。
我が家では以前室内の温度を25℃くらいにしておいた時、フェレットがやたらペタンと休んでしまう用になり、原因がわからなかったのですが、試しに温度を21~23℃に変えたところ休む回数が改善されたことがありました。
たった1℃や2℃でフェレットの体調に影響を与えるものだと身を以て学びました。
気温管理はフェレットの飼育に適した環境づくりの中でも特に大事な点ですので気にかける必要があります。
最後に: 心配し過ぎがちょうど良い
今回は安全にフェレットを飼うために実際に行っている事故防止について書きました。
フェレットの行動は予測できないことが多いですが、事故の原因になる要素は徹底的に排除することはできると思います。
毎日彼らの行動を見てその子たちにあった対策が大事なので日々の観察がものをいうなと感じています。また、最近は気を緩めないためにも心配し過ぎがちょうどいいなと思い始めました。事故は起きてからでは遅いのでなるべく事前に防ぎたいですよね。
長く可愛いフェレットたちと楽しく暮らしていくためには必須だと思うので、この記事を参考にしていただけたら幸いです。
Freddie
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