[フェレットのフード]健康に育てるために知りたい餌の選び方

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フェレットの餌ってどれを選べば良いのか、フェレットに何を与えて良いのか結構迷いませんか?私自身現在のフードに落ち着くまでいろいろ調べ、また様々なフードを試しました。

餌によっては、フェレットの体に適さない物や保存料が多く利用されたものがあるので、選ぶ際は細心の注意が必要です。

フェレットは与えられたフードしか食べることができないので、飼い主がしっかりと良質なフードを選び、なるべく病気になるリスクを減らしていく必要があります。

そこで、現在ホールデンフェレットとマウンテンビューフェレットの2匹を飼う私が実践する餌の選び方を紹介します。
また、ズプリームやトータリーなど我が家で実際に与えているフェレットフードも合わせて紹介します。

フェレットフード選びの際に着目すべき点をまとめたので餌を購入する時の参考になると思います。

早速紹介していきます。

本題の前に知っておきたいフェレットの生態

anatomy

まず、本題に入る前に前提知識としてフェレットの生態についてまとめました。

  • 完全なる肉食動物
  • 代謝が早く、消化器官が短い

完全なる肉食動物

まず、フェレットは肉食動物であることを知っておきましょう。

小動物であることとその可愛い見た目から意外に思う方も多いそうですが、元々はウサギ狩りやネズミの駆除のために飼育されていた動物なんです。

そのため、主に動物性たんぱく質や脂質の高いものを食べる必要があります。野菜や果物をあげることは絶対NGです。

代謝が早く、消化器官が短い

餌選びの時に知っておくと良いのが、フェレット代謝が早く、消化器官が短いということ。

フェレットは食べ物を4時間ほどを消化し排泄します。そのため、消化吸収しやすい栄養源をしっかりと摂取しないといけません。

また、フェレットの消化管は炭水化物や食物繊維の消化吸収がすごい苦手なので、餌を選ぶ際は原材料のところを詳しく確かめ繊維や炭水化物が多いものは避ける必要があります。

フェレットフードを選ぶ際のポイント

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さて、本題に入って餌を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

  • 成分量をしっかり確認
  • 原材料をしっかり確認
  • フェレットの年齢に適しているか

成分量をしっかり確認

まずは、何がどのくらい入っているか知るために成分量を確認しましょう。

先ほどのフェレットの生態のところで話した通りフェレットは肉食動物であり、炭水化物や食物繊維の消化吸収が苦手です。

そこを考慮した成分になっているかを確認する必要があります。成分表の中で注目すべき点、フードが満たすべきそれぞれの成分量を見ていきましょう。

動物性タンパク質 35%以上

フェレットを健康に育てるために必要不可欠な要素です。

低タンパクな食事を続けていると筋肉量、体重が低下してしまうので注意しましょう。

また、動物性であることも大事なポイントです。フェレットの消化器官は植物性タンパク質を分解するための酵素を持っていないので植物性タンパク質を摂取させてはいけません。

餌を選ぶ際は動物性タンパク質が35%以上かしっかりと確認しましょう。

脂質18%-30%

脂肪はエネルギー源になるだけでなく、健康的な皮膚や毛、毛並みを維持するのに重要な要素なので、餌を飼う際は、そのフードの脂質が18%-30%か確認しましょう。

繊維質3%以下

先ほども触れましたが、フェレットは食物繊維を消化することが苦手なのでなるべく繊維質が少ない餌を選ぶ必要があります。

繊維質が高いフードは絶対に避けましょう。

灰分7%未満

これはミネラルのことなのですが、多量に摂取してしまうと尿管結石の原因になるため、灰分が7%未満であることをしっかり確認しましょう。

炭水化物が少ない

フェレットは人間と違い炭水化物を必要としません。そのため炭水化物を多く摂取してしまうと病気の原因になりインスリノーマになる確率が大きく上がるそうです。

なるべく炭水化物の少ない餌を選んであげることをオススメします。

危険な保存料が含まれていないもの

フェレットフードだけでなくペットフード全体で問題になりがちな人間に使用されることが禁止されている保存料。特にフェレットの餌に使用されることが多いのがBHA。

これらの保存料は発がん性物質を含んでおり到底安全とはいえません。これらの保存料が含まれていない餌を選ぶことは必須です。

賞味期限が長すぎないか

これも大事なポイント。

賞味期限が長すぎる餌は保存料が強力だということ。保存料が多いフードが良質なフードなわけがないので避けましょう。

原材料をしっかり確認

原材料の記載の先頭付近が動物性の物かどうかしっかり確認する。

なぜなら、原材料の表記順は重量順だからです。

そのため先頭付近に植物性の原材料が多い場合はフェレットに適した餌ではないということです。フェレット用のフードとして売られている餌でも一番多く含まれている原材料が植物性の物もあるのでしっかり確認することが必要です。

植物性の材料は先ほど触れた通りフェレットの消化器官では消化しきれないので病気の原因になってしまうので気をつけたいですね。

参考までトータリーフェレットフードコンプリートフォーミュラの原材料の表記です。

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主原料の表記の先頭に鶏肉が来ているのが注目すべき点です。

動物性の原料が多く、なるべく小麦粉など穀物の使用量が少ないものを選ぼう

フェレットの年齢に適しているか

最後は飼っているフェレットの年齢によってフードを変えていく必要があるということ。

年をとりシニア期に突入すると人間と同じで食べる量が低下していきます。そのため必要な栄養を少量で早く吸収できる良質なフードを与える必要があります。

ポイントをまとめると

フェレットの餌を選ぶ時のポイントをおさらいします。

動物性タンパク質 35%以上

脂質18%-30%

繊維質3%以下

灰分7%未満

危険な保存料が含まれていないもの

原材料に動物性の物が多く含まれているもの

これらをメインに餌を選ぶことをオススメします。

成分や原材料が適しててもフェレットに合わないフードもあります

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これも覚えておく必要があることです。

フェレットは個体によって餌の合う、合わないがどうしてもあります。よって、どんなに成分や原材料がフェレットにとって適していてもフードによってウンチが柔らかくなったりツブツブになったります。

ウンチを毎日しっかりチェック

なので、毎日フードが飼っているフェレットに合っているかをウンチをしっかり観察して見極める必要があります。

経験談として我が家のフェレットも飼い始めの時に、ツブツブや柔らかいウンチをしていて合うフードを見つけるのに苦労しました。彼らに合うフードを見つけてからウンチも健康的な物に戻りました。

フェレットの成長に必要な栄養素を持っていて、健康に害がない物、そのフェレットに合った餌を選ぶことが長くフェレットと生活する秘訣ですね。

キャットフードはなるべく避けたい

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割と前からキャットフードが一般的にフェレットフードの代替になると言われていますが、私個人的にはキャットフードを与えることに反対です。

理由としては、猫とフェレットは体の構造が全然違うからです。フェレットは先述した通り、代謝が早く消化器官が短い。

猫とフェレットでは大腸の長さが大きく異なり、1日のウンチの回数もフェレットの方が圧倒的に多いのです。

これが意味するのは、消化吸収がフェレットはとても早いためキャットフードを与えた場合、必要な栄養素を体に吸収する前にウンチとして排泄してしまうということ。

これは栄養不足の原因になってしまいます。これは、病気になりやすいフェレットにとっては様々な病気の原因になりうることだと思います。

タンパク質や脂質などの成分量だけを見てフードを選ぶべきではないということを頭に入れておく必要がありますね。

どうしてもあげる必要がある場合は?

キャットフードの方がフェレットフードより様々な基準が高く、また先ほど挙げた保存料などの使用量が少ない良質な物を選ぶことができるので、キャットフードをあげる飼い主の気持ちはすごい理解できます。

ですが、その場合はしっかりと栄養素などを調整してあげる必要があります。

キャットフードをあげる場合は不足している栄養素をフェレット用のサプリメントなどを混ぜて補ってあげるなど十分な調整が必要です。

また、先ほど挙げた通り原材料に動物性の物が多いこともしっかりと確認しましょう。

我が家で実際に与えているフェレットフードを紹介

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トータリーフェレットフードコンプリートフォーミュラ1.8kgズプリーム (ZuPreem) プレミアム フェレットダイエット、そしてジャパンプレミアム 匠を与えています。

中でも、ズプリームは高タンパク、高脂質に加えコーン未使用なのでオススメです。

我が家の1匹目のフェレットの場合、様々なフードを試し、健康的なウンチを出してくれるフードがこトータリーフェレットフードコンプリートフォーミュラズプリーム (ZuPreem) プレミアム フェレットダイエットでした。

なので、もしフェレットフードを与えていてウンチの調子がよくない場合はこれらの餌を試してみても良いかもしれません。

最後に: 健康に長く幸せにフェレットと暮らしたい

今回はフェレットの餌の選び方について紹介しました。数あるフェレットフードの中から良質なものを選ぶために私自身が実践している方法を紹介したのですが参考になりましたでしょうか?

意外と見るところが多いですが、フェレットのフード選びは病気予防、健康なフェレットを育てていくためにとても重要なことなので慎重にしていきたいです。

私自身もよりフェレットの病気や食について知るために勉強していきたいです。全ては可愛いフェレットたちと長く生活するためです。

生食フードにもいつか挑戦したいです。

 

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Freddie

フェレットに関する情報や実際に私が飼うフェレットの日記などを実体験をベースにお届けしています。 ペットとしてフェレットを飼うことを検討中の方、実際にフェレットを飼っていてしつけなどでお困りの方にとって役に立つ情報を発信したいです。

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